税理士がクライアントに提供できるサービスは何かな、と考えることが多々あるので今回はそれをまとめてみました。
①正しい確定申告
まず基礎的な事項、大前提ですね。
まあこれが案外難しいんですけどね笑
確定申告を間違っていて、余計に税金を納めていたとなったら事件です。
ではこれだけできればいいのかと言ったら、それも違うかなと思います。
確定申告だけを行う税理士も中にはいますが、私は確定申告以外の事に力を入れています。
確定申告はどの税理士がしても大体同じなので、値下げ勝負になってしまいますから。
②経理指導
帳簿の付け方について指導したり、お金の管理方法を指導したりとかですね。
まあこれはほとんどの税理士はしているでしょう。
しないと帳簿がガタガタになって確定申告出来ないですからね。自分が後で困ります。
あとは財務諸表の見方とかの指導も需要があります。
会計士から独立してみて意外に驚いたのは、貸借対照表や損益計算書を理解していない経営者が結構多いという事です。
売上を確保しておけば会社はある程度上手くいくので、読めなくても大きな問題にはならない事もあります。
それでも数字が読めないのは暗闇の中を走っているようなものです。
これは自分のクライアントには力を入れて教えていきたいところです。
③節税対策
案外、節税対策のアドバイスは難しいです。
日本は6割以上の会社が赤字らしいです。
節税対策によって意図的に赤字にしているのかもしれませんが。
赤字の会社はそもそも税金が大きくはかからないので、節税対策の効果も薄いです。
④経営コンサル
コンサルというと胡散臭いですが、要はアドバイスです。
税理士は会社の内部事情を知っているので、客観的な目線でアドバイスすることが出来ます。
中小企業にとっては売上を上げる方法を教えて上げられればいいのですが、業種も多種多様ですし、責任はとれないので突っ込んだアドバイスは難しいです。
そもそも経営者はそういうアドバイスは求めていない事もあるかと思います。
なので税理士にとって大事なのは、経営者の話を聞いてあげることだと思います。
経営者は悩みが多く、それを相談したくとも会社の従業員には話せないので、苦労しているようです。
そんな時に経営者の話を聞き、少しでも不安を和らげることが出来れば、その税理士の価値は高いなと感じます。
さらに、解決策まで提示出来たら最高ですね。
最後に
他にもたくさん税理士に求められていることはあるかと思いますが、ざっと上げてみました。
税理士といってもやってくれることには意外に違いがあるので、税理士選びも難しいですね。
結局一番大事なのは、人柄かなと思います。
おまけ
在宅作業が多く、体を動かさないのでだんだん太ってきました。
太ってくると、不思議と自分に対する自信もなくなってきて、仕事への悪影響を及ぼしてきます。
なので最近はジムになるべく行くようにしています。
足のトレーニングが痩せるには一番いいのですが、上半身のトレーニングの方がテンション上がるので上半身ばっかりです。
足トレも増やさないと。。
コメント