起業した際には、確定申告を行うためにもどの会社でも「記帳」という作業をする必要があります。
まあ会社版の家計簿みたいなものです。
これを社長自らするのか、それとも人に任せるのかという問題がありますが、私は人に任せた方がいいという考え方です。
社長は他にもやる事が無限にある
社長というのはやることが無限にあると言っていいほど忙しいです。
その中には社長にしか出来ない事も多々あります。
なので社長は自分でやるべき作業を選別していく事が必要です。
その限られた時間の中で、記帳作業は社長がやるべきか。。
私は「やらない方がいい」と考えています。
記帳作業はかなり時間がかかります。(業種にもよりますが)
正直記帳作業なんて、簿記3級の知識があれば大抵のことは出来ます。
簿記3級は80時間~100時間もあればとれるので、本気を出せば1週間でとれます。
記帳が出来る人は世の中に大量にいますし、競争率が高いので料金も大抵は低く、安いところを探せば安く済みます。(月1万円以下とか)
記帳作業は他の人に振って、社長は自分の事業拡大に専念した方が効率がいいというのが私の考えです。
記帳することによって自分の会社のお金事情が把握できるというメリットはありますが、それよりも時間と労力を使うというデメリットの方が大きいかと。
損益計算書と貸借対照表が読めればいい
記帳をした結果、損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)というものが出来上がります。
記帳をしなくても、PLとBSが読めれば十分というのが私の持論です。
(社長である以上、この2つを読み取ることが出来るようになるのは必須だと思ってます。)
確かに自ら記帳をした方が自分の会社への理解は深まりますが、PLとBSが読めれば中小企業ではある程度の事は分かります。
記帳にかかる勉強をするよりも、記帳の結果出来上がるPLとBSの読み方の勉強をする方がオススメです。
ついでに銀行員がPLとBSの何を重視しているかなど合わせて学習したら、経営者としてはもう十分すぎるかなと思います。
おまけ
昨日はオフだったので、おにぎり握って家族で海を見に松島へ。
観光地なので平日といってもそれなりに混雑、修学旅行生が多数。
たまには海を見るのを心が落ち着くのでいいですね。
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