税理士として独立をするために会社を辞めて1年が経ちました
1年も経つと独立の良し悪しが見えてきたので、今回はそれぞれをまとめてみました。
良い点(独立最高!!ってなる瞬間)
独立にはたくさんの良いところがあります
その中でも特に良い点を3つ紹介します
良い点① 平日も好きな時間に行動できる
独立すると、月から金で働いて、土日は休むというサイクルから抜け出せます
土日は普通に働いて月曜と火曜を休みにしたり、仕事は毎日早朝から午前中だけやって午後は休みにするとか
自分のライフスタイルに合わせて働く日を自由に「カスタム」できるのです
私はジムに通ってますが、平日の14時とかにいけばガラガラで人を気にせず運動できます
無駄な待ち時間や混雑を避けられるので、できる限り用事は平日に済ませるようにしています
テーマパークやホテルも平日の方が安いので、旅行は断然平日がお得ですよね
独立はその点、自分の仕事を土日にやればいいだけなのでめっちゃ自由です
これは独立したからには享受したいメリットです
良い点② 場所にとらわれないで作業できる
大概のサラリーマンは会社のオフィスで作業するかと思いますが独立すれば働く場所は自分で選べます
家やカフェ、コワーキングスペースや図書館など
自分が一番集中できる場所で作業してよいのです
私は主に家で作業してますが、カフェに行ったり、コワーキングスペースで作業したりと様々です
ずっと一か所で作業すると息がつまってくる私にとっては、このメリットは大きいです
良い点③ やりたくない事はやらなくていい
仕事をしているとやりたくない事は必ず出てきます
必要性を感じない資料の作成、出たくない飲み会、嫌いな上司とのやりとりなどなど
独立してもやりたくない事はゼロになるわけではありませんが、確実にへらせます
例えば私がやりたくない作業は「資料のスキャン作業」
顧客からもらった領収書をスキャンする必要があるのですが、これは時間がかかりし誰でもできる作業です
なので私は外部のサービスを利用してスキャン作業をゼロにしています
お金を払って解決する、独立ならではの解決法です
悪い点(会社員に戻りてえ。。と思う瞬間)
独立も良い事ばっかりではないです
会社員に戻りたいなという瞬間も正直何度かありました
今回は3点紹介します
悪い点① 収入が安定しない➡メンタルにくる
会社員では毎月安定した収入が入ってきますが、独立したらその安定は消えます
「来月は仕事ないけどどうしよう」
「このままだとあと3か月で貯金がなくなる」
こうしたことを考えている時間が格段に多くなり、心がグッと沈みます
仕事がないうちは休日でも「休んでていいのだろうか」と休んだ気にならない事も多々あります
こういう時は会社員時代の安定した収入は、うらやましく思います
会社員時代は仕事が多くて大変でしたが、独立後は逆に仕事がないとドキドキします
そういう時私の場合は、体を動かすと気が楽になるのでジムに行ったり散歩したりして解決しています
収入が安定しないのは、思ったよりもメンタルをくずすので独立を目指す方はその点覚悟が必要です(稼ぎまくる人は別として)
悪い点② 分からなくても聞く人がいない
会社員だったら、分からない事は先輩や上司に聞けば大概は解決します
でも独立後は教えてくれる人はいません
人に聞けば数秒で分かることも、自分で調べて30分や1時間かかるという事もざらです
独立後は分からない事を聞けるように自分で交流を広げておく必要があります
「分からない」というのは大きなストレスです
悪い点③ 考えなくてはいけない事や決断することが多い
一人で仕事をすれば、考えなければならない事は無限にあります
営業活動はどうするか、料金はいくらに設定するか、どのサービスを使うか、より良いサービスにするにはどうすればよいか、など
そういった数多の事を考え、「決断を下す」には疲れを伴います
その決断が間違っていた場合、不利益はぜーんぶ自分です
会社と違って、責任は自分でとるしかありません
決断のストレスは独立後にはついてまわります
【結論】独立が楽しいかは自分次第
独立が楽しめるかどうかは結局自分次第です
悪い点もあれば、良い点もあるので、どこに重きを置いているかが重要です
「安定した生活」を重視していれば会社員の方が向いているし、「縛られない自由な生活」がしたいのであれば独立はうってつけです
実際に独立してみないと分からないところもあるので、私は独立を一回してみるのがオススメです
一回してみて、「やっぱり独立いやだな」と思ったら会社員に戻ればいいのではないかと
挑戦してみる価値は多いにあるかと思います
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