会計士は「非常勤」という最強の武器を積極的に使って独立すべし。

監査法人に勤めた者だけに与えられる最強の武器。

それは「非常勤」。

監査法人に業務委託で務めることを指します。

私は税理士としての業務と合わせて非常勤としても働き、家族を養っています。

非常勤として働いてもう半年以上たつので、今回は「非常勤の良さ」について説明します。

非常勤の良さ

非常勤の良さは大きく分けて4つあります。

①時給が高い

まずこれが一番でかい。

思わず「え?」っと聞き返してしまうくらいに時給が高い。

繁忙期に1日働けば余裕でプレステ5くらいは買えます。

独立をすると安定的な収入がなくなるので、この収入はかなりありがたいです。

「ああ、このために会計士をとったんだな」と思えるくらい独立する人にとってはありがたい制度です。

②好きな日に入ることが出来る

非常勤の場合は上司から「いつ入れる?」という感じに事前に働ける日にちを聞かれます。

基本的には自分の業務優先なので、自分がムリなく働ける日数を選ぶことが出来ます。

監査はチーム作業ですが、基本的には自分の分担が割り振られて、自分一人で仕事をこなしていくので融通が利きます。

例えば自分の仕事で急ぎの業務があれば午前中は自分の業務に専念し、午後から非常勤というのもアリです。

しかし、繁忙期なのにあまりにも入らないと、「あ、この人ダメだな」となり今後チームに入れてくれない可能性があるので注意です。

私は非常勤として仕事がなくなるのも怖いので、監査チームの繁忙期はなるべく非常勤に入るようにしています。

繁忙期で稼いだ分、どこかで大きく時間を作って独立の業務をすればよいかなと。

③責任の重い業務はそんなない

非常勤なので、責任の重い業務が振られることはそんなにありません。

もちろん主査(現場責任者)になることもありません。

なので、正直かなり働きやすいです。

しかし、自分が監査法人での勤務時代の後輩に抜かされていく虚しさはあります。。

④人と仕事が出来る楽しさを実感

独立してからは基本的に一人で作業することが多いです。

もちろんクライアントと話したり、交流会に参加したりと人と接する機会もそれなりにありますが、微々たるものです。

監査法人ではチームで作業を進めていくので、独立にはない楽しさがあります。

期限ぎりぎりの時はチームで助け合って作業して、分担を巻き取られたり巻き取ったり。

「誰かと仕事をするのは楽しいな」と会社員をやめ、独立をしてから改めて気づかされました。

まとめ:会計士が独立する時は非常勤を積極的に使うといい

独立を目指す会計士は、非常勤はかなりオススメです。

独立当初は私は非常勤にはならず独立に専念していました。

非常勤は「逃げ」だと思っていたのです。

しかし独立後収入が安定せず貯金が底をつき、家族を養っていくことが出来ない状況になり、やむなく非常勤になりました。

非常勤に頼ってしまった悔しさもありましたが、それ以上にお金の不安から解放され気持ちがグッと楽になりました。

最初から使っていれば貯金を保ったまま独立できたのにな、と少し後悔です。

会計士はできるなら非常勤を上手く活用して独立することをオススメします。

おまけ

昨日は軽く打合せ用の資料作り。

終わってからは部屋の片づけと子供たちと遊び。

最近部屋にアリが湧きだしました。

去年はダンゴムシがこの時期湧きだして、今年はアリ。

アリがどこから侵入しているのかを探るため、ひたすらアリを眺めて侵入経路らしきところをマスキングテープで塞いでやりました。

それでも発生するようだったら、人類の文明の利器をフル活用して駆逐してやる予定です。

容赦はしません。嫌なら隣の家にでも行ってくれ。

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