独立してからというもの、毎日のように不安や恐怖があります
最悪の想定ばかりを想定していると、メンタルも徐々に病んでいきます
このままだと何も手につかない、これはやばい
という事で今回は、その不安や恐怖をどうやって克服するか考えてみました
(以下の記事は、まだ私が不安を感じ始めて間もない時に書いた記事です)
考えていてもしょうがないことは分かるが、考えずにはいられない
「お客さんが全然いなかったらどうしよう」「あと半年無収入だったら貯金なくなる」「業務はちゃんとこなせるのか」
考えたって何も解決しない、そんな事は分かってる
でも考えてしまう
私は不安や心配事を「考えすぎだろっ」ってくらい考えてしまいます
今までの人生では、最悪のケースや、もし失敗した時の対応を先にイメージしておいて、そうならないために行動してきました
その考え方のおかげで、今までの人生はある程度上手くいってきました
しかし、今回はその考え方では上手くいかない事を実感しています
不安や恐怖がこれまでの会社員時代とはレベルが違います
不安で作業が止まるんです
ミスったり、さぼってたら怒られるとか、謝るの嫌だなーとかそういった感情とは別物
「自分の生活に直結する」という恐怖
自分とその家族しかいなくてこの恐怖なので、従業員を多く抱える経営者の恐怖というのは計り知れないものがあります
このままだとまずいと思い、とりあえず2つの解決策を考えました
不安を克服するための方法2つ
私が考えた施策は2つです
①デッドラインを設定する
常に不安な状況を打破するために、不安になってもいいラインを設定します
私の場合、「貯金が80万円を切ったら、今後どうするか考える」
これを一つ設定しました
ハトミ家の月の平均支出が40万円なので、約2か月は持ちこたえられる金額を設定しました
このラインを下回ったら、融資を受けるか、就職するのか、と考えればいいのです
それまでは目の前のことに一点集中する
このデッドラインを設定するだけで気持ちの持ちようは大分楽になりました
現時点では貯金は270万円くらいあります。今から貯金がなくなった時の事を考えても時間の無駄です
「心配ごとの約9割は実際に起きない、実際に起きたとしても思ったほどではない」
これは割とよく聞きますが、私の実感もそんな感じです
現実に起きないことに心のリソースを割くのはもったいないです
②真の最悪は「死ぬこと」、それ以外は何とかなる
今までの私の最悪のケースは「貯金が0円」になることでした
そしたら家族も養えないし、今の家に住み続ける事も出来なくなります
その想像をするとやばいかもしれないという気持ちになってきます
しかしよくよく考えてみると、本当の本当に最悪な事は「死ぬこと」です
それに比べれば貯金が0円なんて大したことではないという事に気が付きました
世の中には借金している人もたくさんいるので、その人から見たら貯金0円なんて、むしろうらやましいくらいでしょう
知らず知らずのうちに最悪のハードルが上がっていたようです
私には公認会計士の資格もありますし、来月には税理士の資格も取れる予定です
お金がなくてもこの資格をフル活用して就職すれば、生活に困らない程度にはおそらく稼げるでしょう
死ななければ大丈夫なのです
そう思うようにすると、今の状況はそんなに悪くないなと本気で思える事が出来ます
不安でもいい、メリットもある
不安になることはなにも悪い事ではありません
私はいい事でもある、むしろ不安にならなければならないとまで考えています
経営者や個人事業主の気持ちに共感できる
仮にこんな人がいたとします
・父親が税理士であり家庭は裕福
・その父親の税理士事務所で働いてる
・お金に困ったことはない
そんな人にお金の相談をして不安な気持ちを伝えたときに、「その気持ち分かります」なんて言われても、「は?」ってなりますよね
私も現時点でそこまで資金繰りに苦労しているわけではありませんが、経営者たちの気持ちがすこし分かるようになりました(まだまだですが。。)
一度自分で苦労することによって、より親身に、寄り添ったサポートが出来るようになるので、確実に必要な経験です
不安になることは成長の証
緊張や不安、恐怖を感じているという事は、それだけ自分の成長につながっているという事です
それらの負の感情を感じていなかったら、今やっていることは自分にとって無理のないレベルでの挑戦、リスクのない勝負という事です
それは逆にNGです
そんな挑戦は自分の圧倒的な成長につながらず、成長という点でみると、あまり意味がないなと私は思います
緊張や不安を抱くのは、成功するかどうか分からない事、己の未知の領域に挑戦している証拠です
不安を感じるくらいがちょうどいい。
そう考えるようにしています
最後に
やらなくてはいけない事は、無限にある
不安や恐怖に駆られて、時間を無駄にしているほど私は暇ではない
心配事で頭がいっぱいにならないように自分でコントロール出来て、やっと経営者としてのスタートに立てるという事を今回学びました
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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